青系の色がベースカラーとして入っているカラー剤はイルミナカラーだけではありません。
ミルボン社の「アディクシーカラー」、モルトベーネ社の「スロウカラー」も日本人特有の赤みを消してくれます。
他のカラー剤との違いは透明感や柔らかさです。
“イルミナ”はラテン語で「光で照らされるもの」という意味。イルミネーションも語源は同じだとか。
この光を実現してくれるのは、「マイクロライトテクノロジー」という特許技術です。
ご存知の通り、カラーをすると髪が傷んでしまいますよね。
今までは「アルカリ」が原因だと考えられてきました。(もちろん原因の一つです!)
肌は弱酸性がよいと聞いたことがあるかもしれません。髪も弱酸性(PH4.5~5程度)が理想とされています。
オシャレ染めや白髪染めと呼ばれるカラー剤はアルカリ性。(マニュキアなど酸性のものもあります)アルカリ性に近づくとキューティクルが緩んでしまうので傷んでしまうのです。
他のヘアダメージの原因として、「金属イオン」がカラー剤との過剰反応によってキューティクルを傷つけていることが分かりました。「金属イオン」は水道水に多く含まれており、髪を洗う時などに付着します。ダメージが多い髪ほど付着しやすい特徴があり、毎日髪を濡らすたびに傷んでしまうのです。痛みのあるなしで髪の表面が凸凹になるので、カラーをした時の色ムラの原因にも繋がります。光が反射しにくいことからツヤ感も損なわれてしまうのです。
そこで力を発揮するのが「マイクロライトテクノロジー」という特許。
カラー剤を塗布した時に「金属イオン」を事前に見つけてカプセル化します。
これによりカラー剤との過剰反応を抑制します。
そのためキューティクルもダメージを受けにくくなるのです。ここでカプセル化した「金属イオン」は、髪を洗った時に流れていくので安心です。
ダメージレスとは言ってもダメージはもちろんあります。