髪の毛のチリチリ、どうにかしたい|その原因と改善方法~クセを活かした髪型 3連発!
昔から髪の毛がチリチリ、年齢を重ねてチリチリになった、子供産んだらチリチリに・・・など、髪の毛が原因不明のチリチリに襲われている人多数!今回は、髪の毛がチリチリになってしまう理由や原因、改善方法をご紹介します。
writer kiku | 2018年1月31日更新
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昔はさらっとまっすぐヘアだったはずの髪の毛。最近、チリチリとした部分が目立つように。人によっては全体的な髪の毛のうねりや縮れに悩んでいる人も多くいるかもしれません。また、生まれてこの方、チリチリとしたクセの髪の毛の人もいます。
スタイリングも難しいし、昔のようなストレートヘアに戻りたい!チリチリとした髪の毛をまっすぐにする方法はあるの?と思っている人は、是非記事を読み進めてみましょう☆
髪の毛がチリチリになる理由は2つあります。
①.生まれつきの遺伝や後天的要因による毛穴の形
②.コルテックスの密度の偏り
子供の頃から髪の毛がうねっている、クセが強い、チリチリ・・・という人は、遺伝的に髪の毛穴の形が「楕円形」になっている可能性があります。
毛穴は、円形であればあるほどまっすぐのストレートヘアが生え、楕円形であればうねりが強く出ます。
遺伝的に髪のうねりや癖、チリチリの髪の毛を持っている人が髪の毛を真っ直ぐにするには縮毛矯正やストレートパーマをかけることが必要になります。ただしこの方法も髪の毛を傷めることになり、ダメージヘアからまた新たなうねりを生む原因にも。
うねりやクセ、チリチリを抑えたい、という人は、後で説明をしますが、食生活や生活スタイルを正し、髪の毛や頭皮の状態に気をつかてみると効果があるかもしれません。
縮毛矯正やストレートパーマなどをかけることも、方法の一つです。そうすれば、ある程度簡単にストレートヘアが手に入ります。しかし、くせ毛を活かしたスタイルが最近流行っているので、パーマなしで外国人パーマスタイルやくせ毛スタイルにしてみるのもいいかも。
髪の毛のチリチリを生む楕円形の毛穴が後天的にできるのには、いくつかの原因があります。
・エイジング(加齢)に伴う頭皮のたるみ
・頭皮の汚れがつまる
・ストレスや生活習慣
今までチリチリとしたうねりはそこまで気にならなかったのに、最近髪のうねりが目につくように。そんな人は年齢を重ねたことが原因で、頭皮がたるみ、毛穴の形が変形してしまっているかもしれません!頭皮だって顔や体の皮膚と同じ、当然たるむことに。肌がたるむ要因は、血行不良によるものと言われています。
もともと体内の細胞が死滅して老廃物と一緒に外に出てくるのが、髪の毛。血行が良くないと、老廃物を外に出そうとする新陳代謝の働きが弱くなります。これがうまくできないと頭皮が硬くなってしまい、毛穴も閉じ気味になって丸い毛穴が出来づらくなるのです。
また、普段からストレスや生活習慣が乱れている人も、交感神経の働きで体の筋肉が萎縮、血行の流れが悪くなり毛穴がふさだ状態になることも。
エイジングケアの一環として、頭皮マッサージを取り入れる人は結構います。
頭皮をマッサージすると、収縮して硬くなった頭皮を柔らかくし、血行を良くしてくれます。そうすることで毛穴の形が正常に戻ったり、毛穴に詰まっている老廃物が溜まる現象を抑えることができ、血の巡りで頭皮へ栄養を送ることもできるようになるので、髪の毛のチリチリ改善に役立ちます。
その他にも、頭の筋肉の収縮をほぐすことで小顔効果や顔のリフトアップ、眼精疲労や肩こりなどの症状にも効くと言われています。
頭の筋肉をほぐして、頭皮の血行を改善するための頭皮マッサージの紹介です。
①頭頂部に両手を置き、指の腹を使って頭のシワを伸ばすように、円を描くようにマッサージをします。
②こめかみ部分に指を4本あて、上に引き上げます。
③次は、耳の上に指を4本あて、引き上げるように3回回します。
④手のひらをこめかみに当て、頭をはさみこみ両手で圧迫し、目がつり上がるイメージで持ち上げます。
⑤拳の第二関節を、首の付け根の凹んだ部分にあて、グリグリと強めに3回回します。
⑥最後に、同じ部分を親指で押し上げ、顔を上げるように指圧します。
⑦これをリラックスした状態で3回繰り返すと効果的♪
毛穴のクレンジングを兼ねて、オイルを使ってマッサージするのも頭皮を柔らかくするのに効果的です。
化粧を落とすときに使っているクレンジングオイルを使用するのもアリですが、
・馬油
・ココナツオイル
・ホホバオイル
など、動物性、植物性の自然な油を取り入れるのも髪の毛の健康にオススメです。
チリチリとした髪の毛と頭皮の毛穴の汚れの関連性は、毛穴が汚れや皮脂などでふさがっていると正常に髪の毛が生えてこれないから。頭皮の汚れは、
・ブラッシング
・アミノ系シャンプーでの洗髪
で改善することができます。
シャワーを浴びる前にブラッシングができると、頭皮や髪についた皮脂やフケ、汚れを洗い流す効果がUPします。
① フロントから頭頂部に向かって、クシを半回転にさせるようにブラッシングしていきます。
② そのまま後ろの髪もとかします。この時も、頭頂部に向かってブラッシングします。
③ 梳かしながら、元の位置まで戻ります。
④ 反対側も同様に梳かしていきます。
アミノ系シャンプーには、髪の毛を作る材料、そして髪の毛を構成しているタンパク質が含まれています。また、市販の石油系のシャンプーに比べてマイルドな洗い上がりなので地肌を傷つける心配がありません。
シャンプー、トリートメント後は、地肌の保湿も忘れずに!クレンジングで使った油などをドライ後に適量、指の腹を使って馴染ませると保湿効果アリ♪
髪の毛はタンパク質が8割を占めると言われています。その中身であるタンパク質を、コルテックスと呼びます。このコルテックスは密度が均等であれば、髪の毛はうねりやチリチリとしないストンとしたまっすぐな髪の毛が生えます。しかし、コルテックスが偏っている場合には、ダメージホールという隙間が髪の毛内に空き、うねりやチリチリといったクセを生むことになります。
ドライヤーやアイロン、そしてカラーリングやパーマなどをし続けると、言うまでもなく髪の毛に対するダメージは計り知れないものに。特に、髪のツヤを作るキューティクルは熱や薬剤にとても弱く、剥がれたり壊れたりすると、ツヤ以外にも髪の毛中心部のコルテックスが表面に流失してしまう危険もあります。
これは病気ではありませんが、コルテックスを補修することで事態を改善することは可能です。
実は、一度ダメージを受けた髪の毛に当時の輝きを生き返らせるのは至難のワザ!元に戻ることは不可能と言われているんです。
しかし補修することで、失われたキューティクルやタンパク質の穴を埋めることは可能です。
くせ毛専用のトリートメント、市販のダメージケアシリーズなどを試すと効果が期待できます。
とにかく栄養がなければ、頭皮にまで栄養を送り、血の巡りを良くすることができません!
また、バランスの良い食事はホルモンの働きを正常にしてくれるためにも大切なので、
・きちんと食べること
・バランスを考えること
は、とても大切です。
タンパク質は髪を作るう上での主成分と言えますが、髪にタンパク質を取り入れるときには亜鉛の働きが必要になります。
食品にはそれぞれ髪の毛に良い働きがありますが、総じて言えるのはバランスの良い食事を摂ることで健康な髪の毛を手に入れられるということです。
タンパク質:卵、肉、魚、大豆、牛乳
ビタミン:わかめ、ひじき、昆布、緑黄色野菜
亜鉛:牡蠣、高野豆腐
髪の毛のチリチリ、うねりなどのクセに困っている人は、縮毛矯正やストレートパーマをかける前に一度普段の生活を見直してみましょう。
生活習慣や食事などの栄養状態、洗髪前のブラッシング、頭皮のマッサージといったことを心がけると、髪の毛だけではなく、美容や健康にもいいはずです。
また、クセを変えるのでなく、活かす方法もたくさんあります。自分の髪の質やクセにあったスタイリングを美容師さんと話し合うことでも解決できるかもしれませんよ♡
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30代の女性をターゲットにしたwebメディアで執筆活動を行っているライター。海外の国々を一ヶ月ずつ滞在する旅暮らしを、ときどきしています。