バッサリ髪を切る人注目!自分の髪の毛を寄付する【ヘアドネーション】をしてみませんか?
「ヘアドネーション」という言葉を耳にしたことはありますか?髪の毛を失った18歳以下の子供たちに、自分の髪の毛を寄付してウィッグを作りプレゼントするという活動。最近では、バッサリと髪の毛を切った芸能人やモデルさんもこの活動に参加しています。今回は、そんなヘアドネーションについて詳しく解説!
writer kiku | 2019年6月9日更新
「ヘアドネーション」という言葉を耳にしたことはありますか?髪の毛を失った18歳以下の子供たちに、自分の髪の毛を寄付してウィッグを作りプレゼントするという活動。最近では、バッサリと髪の毛を切った芸能人やモデルさんもこの活動に参加しています。今回は、そんなヘアドネーションについて詳しく解説!
writer kiku | 2019年6月9日更新
【ヘアドネーション】という言葉には、「髪の毛を寄付する」という意味があります。もともとはアメリカで立ち上がった団体&活動で、日本では2009年よりNPO法人Japan Hair Donation&Charityが活動を開始しました。
主な活動の内容は、事故や病気で髪の毛を失った子供たちに、切った髪の毛で作ったウィッグをプレゼントすること。髪の毛は、活動に賛同している美容室、ヘアサロンを経由して団体に贈られ、ウィッグになって子供たちの手に届きます。
どんな髪の毛でもOKというわけではなく、最低限の長さや条件があります。髪の毛を寄付したいという方は、ここでその条件を確認しておきましょう!
原則として31cm以上の髪の長さがあれば、寄付できるとされています。この31cmという長さは、子供たちのフルウィッグを作るために必要な長さなのです。寄付する髪の毛は、国籍も関係なく、カラーやパーマがされていてもOK!引っ張って切れてしまうようなダメージヘア以外は寄付が可能です。
濡れた髪の毛は、束ねて輸送すると髪の毛がカビたり、痛みが進んでしまう原因になります。ヘアドネーションに賛同している美容院でも、シャンプー前に髪の毛をカットするので、自分で髪の毛を切って寄付するという人は注意しましょう。
切る部分の髪の毛はゴムでしっかりと束ねてからカットするようにしましょう。ヒモで結ぶという人もいますが、輸送中に解けてしまう恐れがあるのでゴムで結ぶほうが安全です。
ウィッグになる髪の毛は、長さによって選別されます。複数の髪の毛を一気に送る場合にも、ひとつひとつ交わらないように梱包、輸送するようにしましょう。
行きつけの美容室でも寄付する髪の毛を切ってもらうことは可能です。しかし、ヘアドネーション用のカットは、通常のカットに比べると手間がかかるので、事前に寄付用のカットが可能かどうかということを聞いておく必要があります。
ヘアドネーションに賛同している美容室やサロンの場合は、カットから団体へ送るまでやってくれます。美容室には「ヘアドネーション希望」であることを伝えましょう。自分で送りたいという方はお店に伝えるようにしましょう。
このあとご紹介する方法でカットできていれば、自分で切った髪の毛も寄付することが可能です!
・封筒やレターパックを用意
・髪の毛をゴムで束ねた状態で、そのまま入れる
・ティッシュやラップなどは使わず、過剰包装しない
・包装したい場合はビニール袋を使う
髪の毛を自分で発送するという場合は、それぞれの団体の方法に合わせて、梱包と発送を行いましょう。
夏間近!髪の毛をバッサリと短くするという人も多いのではないでしょうか?ぜひ夏用カットをする際に、ヘアドネーションをご検討してみてください♪
30代の女性をターゲットにしたwebメディアで執筆活動を行っているライター。海外の国々を一ヶ月ずつ滞在する旅暮らしを、ときどきしています。