紫インナーカラーで魅力全開!【トーン別・レングス別】色落ち対策も
「 紫インナーカラーのデザインを色々見たい!」「ブリーチなしでもできる?」「セルフカラーのやり方は?」この記事では、紫のインナーカラーへの疑問を丸ごと解決できます!トーン別・レングス別に紫のインナーカラーデザインを集めました。気になるセルフカラーの方法や色落ち対策も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!
writer レナ | 2021年6月10日更新
インナーカラーは、髪の内側に部分的に入れるカラーです。髪をかきあげたときに見えるよう染めます。部分的に入れるので、全体染めにはあまり使われない鮮やかなカラーを入れても奇抜になりません。例えば紫のインナーカラーは、全体染めすると派手な仕上がりになってしまいますが、インナーカラーならさりげなく仕上がるから誰でもチャレンジしやすいんです!
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【インタビュー】ハイライト&インナーカラーのスペシャリスト・稲若健太郎さんに聞く、『色落ち後も可愛いハイライト&インナーカラー』の秘訣!
ボブ以上の長さの人は、髪の内側全体にインナーカラーを入れる方法がおすすめ。「こんなに入れちゃって大丈夫?」と不安になったかもしれません。髪内部全体にインナーカラーを入れると、ヘアアレンジで簡単に隠せるのです!
【ヘアアレンジでインナーカラーを隠す方法】
1. インナーカラー部分を一つ結びにする
2. 結んだインナーカラー部分に表面の髪をかぶせる(これだけでも十分!)
3. 表面の髪をかぶせて一つ結びにアレンジする
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インナーカラーを髪の内側全体に入れる場合、仕事が休みの日にはインナーカラー部分を目立たせるアレンジで楽しめます。例えばハーフアップアレンジ。表面の髪をお団子や編み込みでまとめると、内側のインナーカラーをアピールできます。
インナーカラーを耳まわりの髪に細く入れる方法もおすすめです。「イヤリングカラー」というデザインになります。オフの日は耳かけアレンジでインナーカラーをアピールし、お仕事の日は耳元を髪でカバー。カラーを入れる範囲が狭いのが特徴です。紫のような鮮やかなカラーでも目立たずこっそりインナーカラーを楽しめますよ。
赤紫のインナーカラーで小悪魔テイストをプラス。黒髪との組み合わせは相性抜群。鮮やかな紫カラーは黒髪ベースの髪型に合わせると、派手にならずさりげなく個性をアピールできます。
明るめ紫インナーカラーを顔まわりにオン。さりげなく前髪にまで紫を入れて、顔まわりと前髪のカラーをなじませてナチュラルに。黒髪と鮮やか紫のデザインでオンリーワンな存在感。
上品な暗髪ミディアムにパープルのインナーカラーをプラス。下ろした状態では上品ナチュラル、かきあげたりアレンジしたりすると個性的な紫が登場。アレンジ次第でギャップを演出できるのがインナーカラーの魅力です。
ロングヘアはインナーカラーを入れる範囲が縦に広くなるぶん、トーン選びは慎重に。インナーカラー初挑戦の方や、ナチュラルな仕上がりが好みの方は、薄めトーンの紫を入れてみましょう。透け感のある暗髪とよく馴染みます。
ブリーチありの明るめ紫インナーカラーです。紫のインナーカラーは、明るめ・暗め問わず1ブリーチが必要になります。なぜなら、ブリーチなしの暗い髪に紫カラーを入れても、赤茶色のような発色になってしまうから。ただし、元の髪色にブリーチ歴があって明るい場合は、ブリーチなしでも紫色が反映されることもあります。写真のように鮮やかで明るいトーンの紫のインナーカラーにする場合は、ブリーチ2回で染めるのが一般的です。ブリーチの有無は元の髪色次第なので、スタイリストさんと相談してみましょう。
暗めの紫インナーカラーの場合も、一般的にはブリーチが必要になります。理想の紫インナーカラーと元の髪色次第では、ブリーチなしでも染まるかもしれません。理想の紫インナーカラーが赤紫系の場合は、青紫よりも比較的染まりやすいです。しかし、紫の色をしっかり主張させたインナーカラーにするには、暗めでもブリーチが必要になる可能性が高いと覚えておきましょう。
インナーカラーの王道デザインは黒髪との組み合わせ。ベースが黒髪の場合は、鮮やかなインナーカラーでも個性的になりすぎません。ナチュラルな雰囲気も楽しめますし、どんなファッションとも合わせやすい万能デザインです。アレンジがシンプルでもインナーカラー次第でおしゃれ度アップ!
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顔まわり中心に赤紫のインナーカラーを入れたら、ポニーテールの後れ毛アレンジでインナーカラーをアピール!透け感のある明るめインナーカラーにすると、後れ毛のフワフワ感とインナーカラーの透け感でピュアな雰囲気の髪型に。後れ毛はコテでカールさせ、揺れるニュアンスでインナーカラーを引き立たせましょう。
ハイライトで髪色に立体感を出せます。紫のハイライトは人と被らないオリジナルなデザイン!髪全体に紫を入れても、ハイライトだから立体的で地毛にもナチュラルに馴染みます。重めな髪型もハイライトの細かい動きで毛流れが引き立ち、重たく見えません。
鮮やかな青紫とさまざまなトーンの青をミックスしたグラデーション。縦横それぞれにグラデーションがかったデザインで、幻想的な雰囲気を生み出しています。ヘアカラーが厳しく制限されていないなら、一度は試してみたいデザインです。
インナーカラーの色落ちは元の髪色によって違いがあります。
・元の髪色が明るめ
→白っぽく色落ちする
・元の髪色が暗め
→茶色や金色っぽく色落ちする
色落ちする期間は元の髪色やヘアケアによって違いがありますが、紫のインナーカラーは明るいほど落ちるスピードが速いです。
紫のインナーカラーをできるだけ長持ちさせるために、カラー当日のシャンプーは控えましょう。サロンで染めた場合は、スタイリストさんから説明があるはずです。カラー当日にシャンプーをすると、シャンプーの成分やすすぎのお湯によってカラー色素が落ちてしまいます。
ムラシャンは紫のカラーシャンプーです。紫のインナーカラーを補色し、色持ちをキープする効果があります。紫色を直接入れるというわけではないので、カラーシャンプーでインナーカラーを染めても効果はほとんど期待できません。あくまでもカラーサポートとして使いましょう。
色落ちが気になってきたら、カラートリートメントで補色するのもおすすめです。カラートリートメントなら髪を保湿・ダメージケアしながら補色できます。
ロイドのカラーシャンプーは、ブリーチ後の髪をなめらかにまとめながら補色してくれます。紫のインナーカラーが色落ちする過程で出てくる黄ばみを抑え、綺麗な色落ちをサポート。
アンナドンナのカラートリートメントは、手についても洗ってすぐ落とせる使いやすいアイテム。髪のダメージを補修しながら少しずっ補色し、インナーカラーの色持ちをキープします。
セルフインナーカラーで失敗しない最初のポイントは、アイテムをしっかり用意すること!自分で紫のインナーカラーに染めるためのアイテムをまとめました。
・ブリーチ剤
・紫系のカラー剤またはカラーバター
・ブロッキング用のダッカール
・顔まわりや首を保護するためのフェイスクリーム
・ケープまたは肩にかけられる大きさのタオル
・細めと粗めのコーム
・汚れてもいいTシャツ
染める前に必ずどこまで染めるか決めておきましょう。インナーカラーを入れる範囲は、一般的に4つのタイプがあります。
・耳上
・耳の後ろ
・フェイスライン
・後頭部
どの範囲も髪の内側に入れます。後頭部に入れるインナーカラーは範囲が広く、後ろ側をムラなく自分で染めるのが難しいのでセルフではおすすめしません。耳上や耳の後ろ、フェイスラインの髪の内側は比較的染めやすいですし、色を入れる範囲も狭いのでおすすめ。
色を入れる範囲を決めたら、入れたい部分の髪を分けとってブロッキングします。ブロッキングするときは、分けとった根元部分がジグザグになるようにすると、インナーカラーが周りの髪の毛と馴染みやすくなりますよ。
髪を分けとったときの厚みも意識してください。分けとった髪が厚いとインナーカラーが目立つ仕上がり、薄いとさりげない仕上がりになります。失敗が少ないのは薄めタイプ。
現役美容師さんがインナーカラーのやり方を細かく解説されています。実際の染め方まで見れるので、セルフカラー手順をイメージしやすいですよ。
セルフインナーカラーで使う市販のブリーチは、サロンで使うブリーチよりもダメージが大きいです。ブリーチの上に使うカラー剤は、ダメージが比較的少ないカラーバターを選びましょう。
エンシェールズのカラーバターは、「色が入りやすい!」と口コミ評価が高いカラー剤です。パープル系はアッシュパープルとショッキングパープルがあり、イチオシはアッシュパープル。ほんのりくすみを感じさせるナチュラルな紫のインナーカラーに仕上がります。
ピンクのインナーカラーは小悪魔、大人可愛い、フェミニンなファッションと相性よし。透け感とくすみのある色味が旬です。
パープルのインナーカラーはミステリアスな雰囲気。淡くくすみのある発色にすると広範囲に入れても奇抜になりません。
青紫のインナーカラーは個性的、クールな雰囲気。濃いめかつ暗めトーンだとクールな印象が引き立ちます。
緑のインナーカラーはとくに他人と被りにくいオンリーワンなカラー。どこか知的な雰囲気も漂わせます。
紫のインナーカラーは、ヘアカラーで冒険したい人にぴったり。明るさや入れる範囲によって雰囲気が変わるので、普段のファッションやシチュエーションに合わせたデザインにすると失敗しませんよ!
現在日本化粧品検定の勉強中!美容オタクだけどずぼらな美容ライター。不器用さんでもできるヘアアレンジや、お手軽美容ネタをお届けします♪