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うねったり広がったり、まとまりづらい「くせ毛」。くせ毛のスタイリングには、手間も時間もかかるので悩んでいる方も多いはず。そこで、今回はくせ毛の原因から対策法を伝授。くせ毛におすすめのヘアオイルやシャンプーもご紹介します。また、くせ毛はストレートにするだけでなく生かす手もあります。くせ毛に似合うショートや前髪の髪型まで、これを読めばくせ毛の悩みもなくなるはずです♡
writer IROHA | 2022年4月15日更新
くせ毛とは、うねったり、縮れたりしながら生えている髪のこと。手触りはザラザラしています。
くせ毛の原因は、髪の主成分であるタンパク質の結合の歪み。毛根や毛穴の歪みによっても、くせ毛になることがあります。
そんなくせ毛には、生まれながらの先天的なくせ毛と大人になるにつれて出てくる後天的なくせ毛の2つがあります。
まずは、先天的な4つのくせ毛をご紹介します。
髪が一定の間隔で、波打つようにうねっているくせ毛は「波状毛」。日本人にいちばん多いくせ毛といわれています。
このくせ毛は湿度が上がると髪1本1本が水分を含み、髪がふくらんでしまいがち。広がりやすくまとまりにくい髪質です。
雨の日、梅雨や夏の時期にスタイルがキマりづらくなります。
髪がらせん状にねじれてうねっているくせ毛は「捻転毛」。
くせが弱いとストレートにも見えますが、髪がねじれているのでごわつきがあります。くせが強いとねじれがより立体的になり、髪が絡まりやすくなります。
数珠をつなげた形のように、一定の間隔で髪が太くなったり細くなったりしているのくせ毛は「連珠毛」。見た目はストレートに見えることもありますが、髪の太さにバラつきがあるのでツヤが出にくい髪質です。
髪の1本1本には凸凹があるので手触りもザラザラ。髪が細くなっている部分が切れやすいので、縮毛矯正でのくせ毛改善が不向きです。
髪が縮れていて水分を弾き、パサパサしやすいくせ毛は「縮毛」。髪1本1本が縮れているためボリュームが出やすく、ストレートパーマや縮毛矯正など定期的なヘアケアが必要です。
先天的なくせ毛の原因は遺伝です。だから、両親や祖父母がくせ毛の場合、子どもがくせ毛になる確率はアップします。
これは、くせのある髪を遺伝するわけではなく「毛穴の形」や「髪内部のタンパク質のバランス」などを遺伝することで起こります。
先天的なくせ毛にはストレートパーマや縮毛矯正などのお手入れが一般的ですが、連珠毛や捻転毛の場合は効かなかったり髪が切れてしまうこともあります。かける前は、必ずスタイリストに相談しましょう。
また、成長によって毛穴の形や髪内部のタンパク質も変わっていきます。生まれたときはくるくるだった髪が大人になるとまっすぐになることもありますよね。
同じように、まっすぐだった髪が大人になって後天的なくせ毛になってしまうことも。先天的なくせ毛の方も、これからご紹介する後天的なくせ毛の対策を取り入れて髪と頭皮の状態を整えてあげてくださいね。
髪が生えてくる毛穴の形が歪むと髪は曲がり、くせ毛になってしまいます。
その毛穴や毛根の歪みの原因は、頭皮の毛穴の詰まりです。
しっかり洗えていない場合も毛穴に皮脂が詰まりますが、洗い過ぎもNG。洗いすぎると頭皮は皮脂を必要以上に分泌するので、毛穴の詰まりが起こってしまうのです。
ほかには、油っこい食事でも皮脂が分泌されすぎて毛穴が詰まり、毛穴の形が歪んでしまうこともあります。
髪内部の主成分はタンパク質です。そのタンパク質に偏りが出ると、髪はバランスを崩し、くせが出やすくなってしまいます。
髪のタンパク質が不足するのは、カラーリングやパーマなどのダメージが原因に。ダメージを受けているからは水分を保ちにくく、髪内部のタンパク質が均一に並ばないので、髪にうねりなどのくせが生じます。
ダメージだけでなく、栄養不足も髪のタンパク質不足の原因です。
顔の筋力が衰えるように、年齢を重ねるにつれて頭皮の筋膜も衰えていきます。だから、毛穴も衰えるとまっすぐだった形が歪み、生えてくる髪がくせ毛になってしまいます。
また、加齢により髪表面のキューティクルがはがれていくことで髪内部のタンパク質のバランスが崩れ、くせ毛になることもあります。
後天的なくせ毛は、日々の生活習慣から起こっている可能性大です。
頭皮の毛穴の詰まりによるくせ毛には、スカルプケアやクレンジングシャンプーで余分な皮脂をオフ。皮脂に近いといわれるホホバオイルやアルガンオイル、スクワランや椿油で、頭皮をオイルマッサージするのもおすすめです。
髪のタンパク質のバランスが崩れて起こるくせ毛には、髪内部の補修やキューティクルを保護する対策を。また、肉や魚、乳製品などタンパク質とそれらの吸収を助ける野菜などのビタミンが豊富な食事も大切です。
加齢によるくせ毛には、1日1回頭皮のコリをほぐすオイルマッサージを。血流をアップさせることで頭全体に栄養が行き渡り、くせ毛の予防改善につながります。また、頭皮に優しいアミノ酸シャンプーを使うのも効果的です。
くせ毛対策には、くせ毛専用の効果的なアイテムがおすすめ。毎日のセルフケアで、くせ毛を改善しましょう！
湿気や乾燥によって髪がパサつき、広がりやすいくせ毛には、保湿力が高く、ダメージケアもできるヘアオイルがおすすめです。
「MOROCCANOIL モロッカンオイル トリートメント」は、くせ毛をなめらかにまとまりやすく、ツヤやかに整えてくれるヘアオイル。
モロッカンオイルは、モロッコに生育するアルガンオイルの木から抽出した最高級のアルガンオイルのみを使用。
アルガンオイルは髪だけでなく顔、ボディ、爪にうるおいを与えソフトに整えてくれるオイルです。保湿成分の必須脂肪酸や美容成分のビタミンEをたっぷり含んでいるので、ナチュラルに頭皮をイキイキとさせ、髪のしなやかさをアップしながら傷んだ髪に輝きを与えます。
またさまざまな環境刺激によるダメージから髪を守ります。使うほど、髪を美しく、うるおいに満ちた状態に。
へアケアオイル1本で、髪のコンディショニング、スタイリングからフィニッシングまでマルチに使えます。
くせ毛には、頭皮の皮脂を過剰に分泌させてしまう洗浄力の強いシャンプーはNG。アミノ酸系、ベタイン系の頭皮に優しいシャンプーを使いましょう。
くせ毛に起きやすい髪の絡まりや傷みも予防し、頭皮環境を整えることで毛穴の詰まりや歪みまで防ぎます。
「資生堂プロフェッショナル SUBLIMIC（サブリミック） AIRY FLOW（エアリーフロー）」が、2022年4月22日（金）よりアジア9つの地域でリニューアル発売。髪のボリュームや理想のスタイルに合わせて選べる2タイプのラインナップで、より幅広いくせ毛の悩みに対応します。
くせ毛に悩む女性を対象に「髪のまとまりにくさ」を解決する主な手段を調査したところ、92％はヘアアイロンを使用し、65％はドライヤーのかけ方を工夫しているという結果に。くせ毛を改善するため髪に熱を加えるツールが使われていますが、98％がヘアアイロンの使用は髪を傷めている気がすると回答。また、75％がドライヤーをかけることは髪を傷めている気がすると回答し、熱による髪への悪影響を不安に思っている女性が多いことがわかりました。
そこで、サブリミック エアリーフローはくせ毛への対応力を2つアップグレード。シャンプーはどちらのタイプも同じですが、トリートメントとマスク、アウトバストリートメントには、「ボリュームが多く、くせ・まとまりにくい髪用」が追加されました。
また、くせ毛ケアの不安要素でもある熱を味方にする新テクノロジーの搭載。
ヘアアイロンやドライヤーの熱を味方にし、くせやうねりのある髪の形状を整え、くせ毛を扱いやすく、まとまる髪へと導きます。
「BCクア フォルム コントロール」は、湿気に揺らぎにくく、おさまりやすい髪へ導くシリーズ。
くせ毛の毛髪のミクロ構造に見られるねじれを、緩めるだけでなくマクロ構造の水分を吸収する差にも着目。髪内部のコルテックスの水分吸収率を安定させることで、髪のうねりや広がり、まとまりの悪さを改善します。
「BCクア フォルム コントロール シャンプー」は、キメが細かく豊かな泡が、絡まりやすいくせ毛を1本1本包み込んで洗浄。くせ毛にありがちな絡まりを防ぎながら優しく洗い上げます。
ストレートパーマや縮毛矯正をかけるほどでもないと感じているうねりや広がり、まとまりの悪さに悩む女性にぴったりのアイテムです。
くせ毛に悩んだら、くせを生かし唯一無二のスタイルに仕上げるのも改善法のひとつ。くせ毛に似合う髪型をご紹介します。
ショートヘアにしたい！ でも、くせ毛が気になる……というときは、くしゅくしゅパーマで旬に仕上げて。黒髪でも都会的な雰囲気にキマるので、社会人やカラーリングができない学生の方におすすめです。
くせ毛でストレートスタイルにできないというときは、くせやうねりを生かしたゆるやかウェーブで上品かつこなれた印象に。太めのコテで、毛先は外ハネに。中間はゆるくミックス巻き。前髪と顔まわりもゆるいニュアンスで仕上げます。
前髪にくせが出やすい方は、潔く前髪パーマでくせ毛カバー。流行りのスタイルで、朝のスタイリングも楽になりますよ。
くせ毛はどうにかしたいけど、前髪パーマは勇気がいる……という方は、前髪をセンターパートで大胆にサイドに流すアレンジも有効。くせ毛はくせもつけやすいので、ぜひくせを生かすスタイルにも挑戦してみてくださいね。
writer/editor トレンドヘアの見たい、知りたいをご紹介♡
